711 - フィンガーマウスオープナー

SOLD OUT

フィンガーマウスオープナーという新しいアイテム。
フィールドスタッフ澁谷 亮プロデュース Manifold Detail Works製

「元々はフィールドスタッフ澁谷亮が雷魚釣りの際にマウスオープナーを使わずにレザーの切れ端でサカナの口を開けていたことが発端でした。

金属のマウスオープナーを口に入れると歯や口内を傷つける、だから嫌だと。

店主はバスアングラーですが、雷魚も同じくらい好きな魚です。
ですがバスアングラーの中には雷魚を外道として、そして怖い存在として雑に扱う方も。

同じアングラーとしてサカナは全て大切に扱うべきだと思い、また金属マウスオープナーを使って開けるデメリットを知ったきっかけでもありました

マウスオープナーを使う理由ももちろんあります。釣り人の安全を確保するためには必要なアイテムであるとも思います。

ただ、もしそれ以外に魚を大切に扱いたいと考えるアングラーがいるなら釣具屋としてそんなアイテムを作りたいと思いました。

マウスオープナーで感じたのは、金属製のフィッシュグリップで口内を貫通する魚と同じ感覚でした。

フィッシュグリップも釣り人の安全を確保するもの。また釣ったサカナはその人のモノなのであまり強くは言えませんが個人的にあまり好きではありません。
なんか、こう、愛がない。と。

だから、知らなかったとはいえよく考えればわかることだったなと釣具屋として少し反省しました。

それが始まりになり、革といえばManifoldさんだと宮本さんに連絡を取り、気持ちを伝えたところ快諾いただき製作がスタートしました。

フィールドスタッフ澁谷の意見を基にプロトが出来上がり、フィールドで実際に使用しては、改良し、また使用しては改良…を繰り返すこと約3年。
その間、澁谷と宮本さんが魂込めて製品化に取り組んでくれたことが本当に感謝です。
彼らがいなかったらカタチにできなかった。

こうして出来たフィンガーマウスオープナーですが、誰もが簡単に扱えるアイテムではないと思います。また簡単に扱うと怪我や魚体へのさらなるダメージがあるので玄人向きアイテムだと思っています。

でもこのアイテムを必要に感じてくれるアングラーがいたら嬉しいです。

長くなりましたが、僕らのサカナへの想いをカタチにした製品です。

針をサカナに掛けて楽しむくせに、サカナを本当に大切にしたいと思う…サディストで天邪鬼なのかもしれませんが釣り人はそういう性があると思っています。

もしよければ是非使ってみてください。」
THE STRIKE skate and tackle shop フィールドスタッフ 澁谷 亮

※711フィンガーマウスオープナーは雷魚など歯が鋭い魚の開口時に指を保護する目的で製作しておりますが、魚の種類や歯によっては革を貫通する恐れがございます。
また、魚が暴れた際などに怪我をする恐れがございます。ご使用の際は状況に応じて、マウスオープナーなど他の補助器具を使用するなど安全に十分に配慮してお使いください。